昨年ノーベル文学賞をアジアの女性としてはじめて受賞された
韓国人作家 ハンガンさん
最近、テレビで特集が組まれていたのを見たり、同時に私が好きな
成田悠輔さんがYouTubeで、最近読まれた本として、このハンガンさんの作品
「すべての、白いものたちの」を挙げていたのがきっかけで
思わず読んでみたくなり購入(๑˃̵ᴗ˂̵)
その作品の触れたのであります

詩ともエッセイとも、小説ともわからぬ不思議な文章
短い文で語られる「白いものたち」に関する世界
一つ一つはバラバラでありながらも、
白いものに共通する”静けさ”のようなものをひしひしと感じながら
あっという間に読了
しかし読み手の、その環境によって感じることが違ってきそうで、そして
読むたびに感想が変わりそうで、
今日再びじっくり読んでみようとページをめくる
本日は昨日の雪が残り、窓の外は白く煙る雨
こんな日に読むとまた、自分も白の世界に浸れそうであります
