子供の時からカウントすると、もうかれこれ、40年以上のマンション暮らしです。
住む場所、住む家は、その人の人生に影響を与えるものですよね。
今ではこの便利なマンション暮らしが手放せなくなっています。
が、
子供の頃は、人生たった1回だけ、一戸建て住宅に住んでいました。
Contents
たった4年の一戸建て暮らし
自分が今までどんな家に住んできたきたのか、ということを振り返ってみると、
◎生まれてからは大都会の、東京港区大門。東京タワーのすぐそばに住んでいました。(社宅アパート暮らし)
◎6歳から10歳までの4年間を神奈川県横須賀(一戸建て)
◎10歳から結婚する31歳まで埼玉(実家マンション)
◎結婚してからもずっと埼玉(マンション)
考えてみると、今までの人生の中で、集合住宅以外は、たったの4年間。
小学校に上がる前から、小学4年生まで。
しかし、この短い四年間。私にとっては、とても濃密な4年間でした。
広い家はまさにお城
幼ない私にとって、初めての二階建てのおうちは、まさにお城。
それまでの、狭い社宅にいたのとは大違い。
に、庭がある!
2階へ上がる階段がある!
時代の流れもありますが、初めてのシャワー、洋式便座、ソファ、クーラー、ステレオ!自転車!
初めてのわんちゃん。
もう大興奮でありました。
今の子は、こんな初めての感動を味わっているのだろうか。
とまた、おばちゃん的思考が出てしまいますが。。。
あの頃は、いろんな物で、どんどんと生活が便利、豊かになっていった頃。
それらの物たちに彩られ、暮らしの記憶も美化されているのかもしれません。
そしてこの頃の思い出は、子供ながらにほんとによく覚えていて、そのほとんどが、幸せの記憶。
初めてみる海、ランドセルに憧れた初めての学校。そして、家。
これらのものが合わさって、この4年間が美しい思い出とされ、私の中に住み着いております。
今ではマンション暮らしに甘んじている?
そんな4年間のお城暮らしを経て、父の転勤で、埼玉のマンションに引っ越してきた我が家。
しかし、やはり手狭ではあるものの、その便利さにどっぷりと浸かり、
結婚してからも、ずっと気楽なマンション暮らしに甘んじています。
今では、一戸建てに住むには色んな意味でハードルが高くなっていますが、
横須賀でのたった4年間の濃密な暮らし。幸せだった4年間(完全に美化されてますね💦)
それを確認しに、いつか死ぬまでにその地を訪れてみたいと思う今日この頃なのです。
すっかりと変わっているでしょう。