句を詠む日本人たち

先日から楽しみに見ていたYouTube日経テレ東大学

『社会人の為の「死」入門、なんで最後にそれ呟いたんですか?』の最終回が先日配信されましたよっ(๑˃̵ᴗ˂̵)

辞世の句、伊達政宗の心のうち

以前もここで書きましたが、この番組は日本人独特の「辞世の句」にスポットを当てて、

その死生観について考える番組。

「辞世の句」と言うもの、ほとんど知識がなかった私ですが、

聞いてみるとすごく面白い(๑˃̵ᴗ˂̵)

先人たちが死を前にして詠む、句にこめられた思いや背景などから、その死生観や生き様を紐解く。

味わい深い句の素晴らしさもさることながら、何より、遠い歴史上の人物の心の内が垣間見られるということに

今回は感心。

最終回で紹介されていた一句は

「曇りなき 心の月を 先立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」

これがかの有名な伊達政宗が、本当に亡くなる日の朝に詠んでいるというのです。

政宗最後の心の内を知ることができるだなんて。ロマンを感じるではありませんか!

そもそも

この日本人の”句を読む”という文化がほんとに素敵だなぁ。

短歌31音、俳句17音という決められた文字数に思いを込めて詠む日本人、

面白いなぁ、

それを後世味わい、人生を模索する日本人もまた、面白いなぁ

と思うのであります(๑╹ω╹๑ )

この番組は辞世の句から死生観について考える番組、

成田さん曰く、「死というものはただの生き物としてのプロセス」そこに本来、晴れ晴れとした死に方、とか、惨めな死に方などは本来なく

「ただ死んでいけばいい」(相変わらずの毒舌?)という言葉に納得しながらも、

そこは

人間だもの、色々考えもがいて死んでいきたいなぁ。

”人生”や”生き様”という言葉を作り、そこにあれこれ、意味付けしたがる(๑˃̵ᴗ˂̵)

それが人間であるが故の楽しみなのではないか。

と思うのであります。

あれこれ考えることが面白いんだよね!

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