今日は息子の成人式。
普段は卒母を謳歌している私(ほんとか?)ですが、
本日ばかりははちょっと、息子について綴ってみようではありませんか。
20年前、予定日を1週間以上過ぎ、約30時間近くの陣痛の末、誕生した我が子。
陣痛が始まって夜病院に着いてから、長いこと長いこと。
「ひゃー、こんなに辛いって聞いてないよぉー」
とにかく今まで味わったことのない腰から下の痛み。
早く産んじゃいたよー
と思っても、
「まだですね、おやすみなさい。」
と助産師さん。。。
いやいや、眠れませんてっ。
翌、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん。。。食べれませんて笑
そして深夜、やっとこさ、やっとこさ、元気に生まれてきてくれたのでした。
闘いはそこから
無事生まれてきてくれた感動もそこそこに、新生児の我が子はこれまた母親のキャパオーバー。
泣きっぱなし。全然寝てくれない。
何回も読んだ「たまごクラブ」の新生児の一日。
「基本ずっと寝てるので3時間おきにミルクをあげます。」
違う。
全然違う。なんで寝てくれない?何でずっと泣いてるの?
「書いてることと全然違うやないかーい」
人生、教科書通りにはいかないことを、この時思い知ったのでした。
そして自分の足で歩き出すと、とにかくじっとしてない。走る。
いやー、いつも追っかけててました。ひとときも目が離せない。
どこでも走り回る息子に、何度他人のふりをしたことでしょう。
そんなパワフルな息子ですが、風邪も引かず、ほとんど医者知らず。これはほんと親孝行。
真冬でも半袖短パンで、昭和の子を彷彿させていました。道ゆくお婆さまを青ざめさせていましたよ。
一方、息子はいつも笑っていて、周りを楽しませてくれました。
驚きなのがその社交性。とにかく色んな人に話しかけてはお友達に。しかも、おじさまやおばさまたちと!
ご近所付き合いも私が知らないところで交流が!
なんてこともしばしば。
誰に似たんだろうか。
人見知りだった私とは大違い。
三つ子の魂百まで と言いますが、その後もその通り、周りを翻弄させながらも、逞しく成長してくれました。
どんな子育てだったかと振り返れば、
「面白かったなぁ。」の一言。
自分にない1面を持った息子に大きく世界を広げてもらったのは確か。
これからも彼のそんな性質は続くと思われますが、
本日成人式!
さあ、もっともっと面白い大人になっておくれ!