五感を磨く

50を過ぎてほとほと思うことがあります。

綺麗な景色を見ては立ち止まり

美しい音楽に涙

好きなものが食べられるシアワセを味わう。

歩けることの嬉しさ楽しさに目覚め

草花や生き物を愛で始める。

と、最近の私は何か違うぞ。

時間ができたからでしょうか。

いちいち何かを噛み締めているのです。

人生100年と言われたって、50歳オーバー。

人生折り返しちゃった感満載だから、しみじみしちゃってるのかもしれません。

まぁ、理由を突き詰めるのはあまり意味がないので、

それなら思いっきり五感を磨いて、味わおうと思う 冬の朝なのであります。

彩り豊かな人生

五感といえば、息子が小さい頃、「幼児の英才教育って必要?」みたいな論議をテレビでやってまして。。。

英才教育って聞くと、早いうちから文字を覚えさせたり、英会話をさせる事みたいなお勉強をイメージしますよね。

運動にしても、逆立ちできるとか、スイミングとか。習い事のイメージ。

でもそうではなくて、五感を鍛えるんだ、と仰った先生がいらっしゃいまして(どなたかは忘れてしまいましたが)

感銘を受けたのを覚えています。

外の空気の匂い。草花に触れ、匂いを感じ、虫を触ったりしては触感を味わい、

広い場所では思いっきり走り、転んでは痛みを知る。

家では音楽を聞いたり、絵本を観たり、ご飯でたくさんの味を味わう。

このような経験をたくさんインプットして、五感を鍛えるのだと。 

なるほどー。

その頃我が子はもう幼児ではなかったので、我が家の教育に反映できませんでしたが笑

自分で感じとる力。

これが人生豊かになっていくのです。

やっぱりメタバースなんて人間がだめになっていく気がします。

五感を豊かに、感じ取れること。

これが、彩り豊かな人生を送る根幹になっていくのではないでしょうか。

それならば、時間ができた人生後半戦。

たくさん感じちゃうんだもんね!

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