子育てを終えて考えてみると。

今朝の関東地方は快晴。

曇りや雨の週末を終え、久々に晴れた気分の朝です。

ベランダに出ても陽射しが少し暖かい。

今日は洗濯物もよく乾きそうで、

なんとなく、春が1歩近づいたのでは?

と嬉しくなります。

とはいえ、北海道や北陸など雪の降る地域では大雪警報など、

日本列島はまだまだ厳しい冬。

改めて、雪国には住めないなーと、

全く住む予定はないのですが、雪国の大変さを思う朝なのであります。

今朝も夫と息子を無事送り出し、自分の時間の始まりの月曜日です。

こんな日はあれこれ、考えごと。

俯瞰から物事を見てみると、良いことに気づく

自分の子育てを振り返るとき、思うことの一つに

「あーなんて自分は、息子一人に振り回されていたのだろう」と言うもの。

そこには自分のキャパが小さいことや、性格的なものどなどさまざまな要因はあるものの、

その主たる原因は、息子の”行動力”にあります。

こんなふうに、ちょっといい感じな言葉に言い表せられるのは、

子育てを離れて、ちょっと俯瞰で見れるようになったから。

当時は、「なんでじっとしてないのー」、に始まり、「なんで出てっちゃうのー」

「なんでいろんなことやりたがるのー」など、彼の行動は、”困りごと”でありました。

だって、じっとしていてくれてた方が、楽だもんね。追っかけるのがやっとの日々。

なんでもやりたがる息子は、幼少期からコナミでスイミングや体操をやってましたが、そこでの遠足や3泊4泊のスキー合宿など、やったこともないようなものにも、一人で参加。

お友達などいなくても、

「現地で作るから大丈夫」と驚きの発言。

両親からは考えられないようなコミュニケーション能力も発揮。

ほんとに、どんな場所にもガンガン入って行きました。

遊園地に行けば、やっと乗れるようなジェットコースターなどにも「一人で乗る!」「ついてこないで」

と言って困らせたり、

とにかくなんでも、

「やりたい!」「行きたい!」と言われて、こちらがそのスピードについていくのが必死だったような気がします。

スキーだって、どうしてもやりたい、と言うので、慣れない両親がスキーウエア買って、何度か連れていき、

ここでも初心者の私は追いかけるのでヘトヘト。

なんせ、怖いもの知らずなので、転びながらもガンガン行ってしまうのです!

その性質は大人になった今でも変わらず、

車の免許を取ったら、とにかくいろんなところに行きまくりました。一人で。高速だって遠距離だってへっちゃら。

今度は追っかけなくてはいいものの、いろんな心配が計り知れません!

先日も、突然、覚えてたてのスノボをやると言って、一人で日帰り長野まで。

ついに、こちらもいろんな心配に少しなれてきました。

そこで、もう心配してもしょうがないと開き直ってみると、

息子のこの行動力が、

実はすごいことではないかと思えてきました。

後先考えず、スタートダッシュ、! 

なのでもちろん、失敗も多いのですが、

子育てを離れ、一歩置いて見てみると、

人生においてこの”行動力”こそ、

最も大切な力の一つだと実感するのです。

大切なものを教えようと必死に追っかけ回ってましたが、

実はこちらが大切なものを教えられていたようにも思えます。

何事も実体験に勝る経験はありません。

こんなふうに、考える時間ができると、困っていたことも、良いこと見えてきました。

ならば将来は、この特性を活かして、社会に羽ばたいていってほしいな、と願うのです( ^ω^ )

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