昨日は王将戦第二局。藤井聡太竜王が勝ちましたね。
ネットのニュースサイトで棋譜をちょこちょこ確認しながら見てましたが、
解説がないと全くわからない💦
改めて、私のような初心者でも将棋の面白さがわかるのは、AI評価を使った解説があることで成り立ってるんだんぁ、
と思い知ります。もっとわかるようになりたい!
しかし、ニュースはなんで食事やおやつのことばかり??
そんなことみんな知りたいの??
でも、知りたいからニュースでやるんだろう、と思いす直す。
もうちょっと、将棋そのもののことを解説してくれると、ファンも増え、もっと将棋中継も増えるのになぁ。。。
これぞ日本文化
将棋はどちらかが「負けました」と宣言して投了。実に静かに終わります。負けを自ら認め頭を下げます。
この宣言のタイミングも、最終的な「詰み」まで指さずに投了することが多いとのことです。
お互いプロ棋士同士では、先の先まで読み切れているので、その前で投了するというのです。
そのあたりにも引き際の美学を感じます。
そして、驚きなのが、感想戦というもの。
今回の王将戦などは2日間に渡って一局が行われ、その間棋士はずっと集中を欠かさないのですから
気力、体力的な疲労は、計り知れません。
特に敗者などは、庶民的感覚で言えば、
勝負が決まった瞬間、一刻も早く家に帰りたいと思うのではないでしょうか。
しかしていると、勝負の興奮も冷めないまま、”感想戦”なるものが始まるではないですか!
対局を振り返り、コマを動かしながら、感想を述べ合うというもの。これが平均1時間くらいというのですから、
ひゃー、気の毒!
なんて思っちゃうのですが、調べてみると、実に奥が深い。
感想戦とは、勝者と敗者が一緒に反省、検討し、「こうすればよかった」「こうしてたらこうなった」
など、更なる研究を深めていくというのです。
お互いを尊重し合いながら進めるこの作業、なんとも日本的で素晴らしいではありませんか。
他のスポーツなどには見られないこの文化。
この辺りも将棋の魅力の一つなのであります。